2014年10月09日

一夜の天文ショー「皆既月食」

皆既状態2005.jpg
 予想に反し, 絶好の観測日和となった「皆既月食」。
 まん丸の美しい月は左下から欠け始め, 見る見るうちに半分ほどになり, 気がつくと皆既状態。「赤銅色」と称される皆既月食時の月ですが, 肉眼では星空の中に存在がわかりました。光を失ったまん丸の月にかわり, 無数の星たちが輝きはじめました。
 前回の皆既月食のときは, 抜群に明るいオレンジ色に見えた月。今回はオレンジ色とはいえないまでも, 結構見えていたので, 地球の空気はそれほどにごっていなかったようです。
 地球表面の空気をかすめ抜けて, 夕焼けの状態になった太陽光が, 皆既になった月の表面に当たることから, 「赤銅色」の月が生まれるそうで, 地球の空気の状態で月の赤色の濃さが変わるといいます。
 夢中になっていると, いつの間にか付近は夜露でぬれ, 持っていった機材や資料などがぐっしょり。しばしの宇宙散歩はあっという間に終わりました。


posted by 学校長 at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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