
校舎うらの観察池には、静かな時間が流れています。
池の縁には水面を見ながらカエルがいつでも飛び込もうと待ち構えていますし、シオカラトンボがテリトリーを守ろうと、細い葉っぱの上でタッチアンドゴーを繰り返す光景も見られます。
そんな中、全体が黒く、腰のあたりだけが白いトンボが姿を現しました。腰のあたりが空いて見えるからか、「コシアキトンボ」という名称のようです。
シオカラトンボとはち合わせになって、音のないバトルが展開されたり、コシアキトンボだけが静かに飛んでいたりと、観察池上空は刻々と変化しています。