2014年01月24日

校庭に「ツグミ」登場!

ツグミ2014-1-23.jpg
 数日前からその鳥の声が聞こえていました。でも1羽だけなのでなかなか姿の確認まではできていませんでしたが、ついに昨日(22日)の朝、確認と撮影ができました。
 その名は「ツグミ」。冬に北の国から日本全国へ渡ってくる中型の鳥です。スズメよりは遙かに大型で、「シロハラ」と呼ばれる茶色っぽくて模様のない中型の鳥がいますが、それと同じくらいか、やや大きいくらいの鳥です。
 写真の通り、おなかや胸にはポツポツの模様があり、望遠鏡などを使って近づいてみると、とてもおしゃれな感じがしますよ。校庭の芝生を移動するとき、立ち止まると「胸を反らす」行動が特徴で、なかなか姿勢がよい鳥でもあります。
 でも先に挙げた「シロハラ」などと違い、少々臆病なところがあって、シロハラや他の小さな鳥によく追われて逃げる場面が多いのも事実。大きめの体を維持できる十分なえさがとれるか気になったりします。ふつうに見るとなかなか「ツグミ」とわからないので、小型のフィールドスコープなどがあるといいですね。
 


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2014年01月21日

川上の田んぼに「ツル」?(年末の話です。)

マナヅル飛行.jpg
 写真はこの正月に出水で撮影しました。鶴の声は特徴があり、力強さを感じる響く声です。探訪記の話が前後してしまいますが、年末の頃、夜の9時〜10時頃だったと思います。なんと探訪人の自宅の前の田んぼから「ツル」の声がするのです。どう考えても鶴の声だったと今でも思っていますが、既に日も暮れ、自然光では見ることはできないでしょうし、だからといって懐中電灯をつけて見に行くと、ツルを驚かしてしまいかねないので、結局確認は何もできなかったのですが、何回も鋭く力強い声が聞こえたのは確かです。
 夜明けを待って調べに行きましたが、もう姿はありませんでした。一晩だけの川上「滞在」だったのでしょう。夜でなければ、写真のような姿が見られたのかもしれませんが、出水からかなりの距離がありますので、来ていたのが本当に「ツル」だとすると、驚きです。しかし、飛行能力はかなり高く、ちょっとの羽ばたきでかなりの距離を一気に飛んでしまうともされているので、ツルにとってはもしかすると、よくあることなのかもしれません。正月前の「おめでたーい」お話でした。
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2014年01月14日

春の足音!

hotokenoza.jpg
 年末年始をふくみ、ずっと更新できませんでした。長くお待たせしてすみません。
 改めまして、明けましておめでとうございます。今年も「川上自然探訪記」をよろしくお願いします。
 学校の向かいの田んぼのあぜ道に「春の足音」を見つけました。ホトケノザ・・・です。丸い形の葉っぱの上にピンク色のすらっとした花が数本立ち並ぶように咲く姿を、台座の上の仏様になぞらえた名前とされます。真冬の北風が吹きすさぶ田んぼのあぜ道に、もう春を望んで咲き始めているようです。暖かくなるとこの花はもっと数を増やしていくことでしょう。
 しかし自然は強いものです。小さなこの花が、毎朝のように0℃前後の気温になる環境で生き抜くのですから・・・。人間にはとてもできないこと。数時間でアウト・・・。
 植物1本といえども, 自然はあなどれないものです。元気に登校してくる子どもたちをあぜ道で見守っている「ホトケノザ」に今回は焦点を当ててみました。
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